はるちゃんと旅してきました

ってはるちゃんが名付けてくれた

推しよりも床



気づけば2年半も更新をしていませんでした。



その間に最愛の推し・工藤遥ちゃんはモーニング娘。'17を卒業し、数ヶ月後にはあのスーパー戦隊『快盗戦隊ルパンレンジャー VS 警察戦隊パトレンジャー』のルパンイエロー/早見初美花 役として晴々女優デビューをし、朗読劇や主演舞台があったり、今年6月には主演映画『のぼる小寺さん』の公開が控えていたりね。相変わらずはるちゃんは努力家で、たくさんの素敵な景色をヲタクにも見せてくれてるんです。去年の10月27日のお誕生日にはついに20歳を迎え…




そう!




時は令和元年の10月27日、すべての始まりはこの『工藤遥ファンクラブツアーin長野 HARU COUNT DOWN 19→20』のライブコーナーでの出来事。


ライブコーナーのMCで「みなさんにお伝えしたいことがあります」と言うはるちゃんに私の心臓はバクバクでした。(さすがにまだそれは無いとは思っていても脳内を埋め尽くす"バスツアー内のお知らせといえば"のアレ)そんな心配を他所に話続けるはるちゃんが言ったのは




「2月にソロライブをやります」




ということでした。
想定外というか、結婚発表じゃなくてホッとしたというか←、シンプルにとてもびっくりしました。
その時に話していた「いつもなら提案されたことにすぐ『やります!』と返すけど、今回はやっていいものかめちゃめちゃ悩んだ(要約)」ということや、ソロライブに対してとにかく不安でたまらなそうな姿が印象に残っていて、なんかこういう姿久しぶりに見たかもと思いながらもヲタクは背中を押すことしかできず…


でも時はあれよあれよと流れるもので、その後発表された日程は東名阪の計5公演だし、会場も大きいし、楽しみだし、タイトルロゴにチワワいるし、楽しみだし、ハルカラフル来るし、楽しみだし、グッズかわいいし、楽しみだし、楽しみだし…


そうしているうちにやって来る私の初日






工藤遥 LIVE 2020 “New Face!”
@Zepp Osaka Bayside



(前置きが長い)






聴き慣れた大好きなイントロと共に登場した工藤遥さんが目の前で「まぶしい朝に wow wow chance」と歌った瞬間、全身に鳥肌が立った。



『みかん』のはるちゃんといえば、例えるなら「キャンキャン吠えながら外を走り回って泥まみれになる犬」だったんだけど、NewFaceな工藤遥さんは「トリミング後の綺麗で元気な犬」となっていたのです。(他のヲタクは「犬小屋の犬」と「室内犬」と例えていて、まさにチワワだなとも思った(そこではない)それに衣装と相まってか、みかんを歌う姿は「はるちゃん」ではなく「工藤遥さん」という表記がぴったりでした。変わらず元気でパワーいっぱいなんだけど、もう子どもではないというか…

衣装もかわいくてね。にこにこしながらくるんと回ると虹色のチュールスカートがふわっと水平に広がるのがとても素敵で、視界には確実にキラキラフィルターがかかっていた。



2曲目『愛されるすぎることはないのよ』はTwitterにも書いた

ここ、絵画です。
さっきから犬とか絵画とか比喩がざっくりでひどいけど、この一秒満たない瞬間が最高にかっこいいので、もし誰かこれを読んでいたら絶対に見逃さないでほしい。



飛んで6曲目。
その前に「次の曲、前回あまりにも中途半端だったから『やるならちゃんとやって!』と言ったら無理強いみたいになってしまって、ハルも強制はしたくないから、推しを見たいのか床を見たいのか、多数決を取ります!みんな目ぇつぶって〜」と工藤レギュレーションに厳格遥ちゃん。聞いたことある?「推し」か「床」。こんなVS、ルパパトもびっくりだよ。

あとこの『ロマンティック浮かれモード』をここにもってくるのもめちゃめちゃ良いなと思いました。同じ釜の飯を食ったような一体感のおかげで明らかにこの後会場の温度が一段上がったもんね。あとあと2番も歌ってくれたの嬉しかったな(「メモは見ずに〜」を聴きたかった人)



そして新曲『そう言ってくれたでしょ?』
まず、はるちゃんのソロ曲というのが嬉しい。そしてタイトルで勝手に想像してお気持ち、聴いてお気持ち。
ヲタクは勝手な生き物なので勝手にラブレターとして受け取っていますがいいですか…?それに私、幅広くに向けられた「ダーリン」という歌詞が好きなので嬉しくなっちゃった(本当にヲタクは勝手)あと歌詞の最後だけ「そう言ってくれたでしょ"!"」なのも好き。全工藤ヲタに聴いてほしいから配信とかあったら嬉しいけど、はるちゃんがこの5公演での披露を大切にしているのも良いなとも思うし…ねぇ?(難しい現実)



他にも『Loving you forever』の間奏の音ハメが大好きだったからまた見られて嬉しかったり、『安心感』に14歳の頃の姿を重ねたり、『YES!しあわせ』の腰を落としたリズムの取り方がどタイプだったり、『What's up?愛はどうなのよ〜』のラップに惚れたり。




はるちゃんは歌がうまい。




(私は一体何様なのでしょうか)
モーニング娘。を卒業してからの2年ちょっとの間、歌う機会はあったとはいえ現役の頃とは比べものにならないのに、その数回で毎回更新されていく歌声がすごい。音感とか無いからそういうのはわからないけど、すべての声色と歌詞がスコーーーンと心にはまっていくし、盛り上がる曲も聴かせる曲も、20歳の女優・工藤遥だからこそできる表現で(今これ打ちながら今のはるちゃんのなんちゃって恋愛「愛想笑い」が見たいと思った)こんな贅沢なことはないなと思う程。あとハスキーボイスが強い。どんな曲でも生バンドとの相性が抜群でした。特にラップなんてハスキーボイスが活きる活きる。いや〜それにしても生バンドとの相性が抜群(2回言う)





最後のMCで何度か躊躇いながらもちょっぴり心を委ねてくれたはるちゃん。「女優になると言って卒業したのに果たしてこのタイミングでソロライブをしていいのか」「私のライブに来るなんて賭けじゃん」「ずっと端っこにいたのにひとりでなんて…」と、たくさんの葛藤があったことを、ぽつり、ぽつりと涙ながらに話してくれました。こちらも涙が止まらなかった…言葉が悪いけど、その不安はどこから来る???という程の素敵なステージを見せてくれたはるちゃんはプロ中のプロだし、一生ついて行きたい人だと改めて感じました。


MCなんだけどね…最後こそこういう雰囲気だったけど、他は「なにはなすかわすれちゃった〜」とか「え、みんなしってたの?ハルがちょっとあほだって…」とか、つい全部ひらがなにしてしまう程無限にへろへろしていてかわいすぎていたし、クドウファミリーのみんなとの会話から本当に家族みたいな関係性が垣間見れてほっこりしちゃった。はるちゃんの心許してる感すごかったもん…はるちゃんの周りはいつだって素敵な方ばかりなんだよ…大口開けてくしゃっと笑うはるちゃんが大好き………





最後に『ブラボー!』
これはもう既にたくさんの工藤ヲタが言ってるブラボー成仏の話。
2017年4月29日の卒業発表直後の曲がこのブラボーで、当時はそれはそれは曲どころではなく、聴くとその時の気持ちが戻ってきてしまうので正直この日以降自ら聴くことができなかったし、個人的に本来と真逆の切ないソングになっていたんだけど、今回はるちゃんのおかげでまた大好きなブラボーが戻ってきて心の底から「楽しい 楽しい!」ができました!「スキさ!」で指ハート作ったはるちゃんにかわいい〜ってなる余裕すら生まれた!いつだってはるちゃんの力はすごいんだ!ありがとう!これにて!成!仏!





久しぶりのライブ後の脱力感とか全身から「楽しい!!!!!」という感情が漲るこの感覚が嬉しくて「私、今、生きてる、、、!」って本気で思った。生きててよかった。はるちゃんのことが好きでよかった。
たったひとりでたくさんの人を幸せにできる工藤遥さんをこれからも愛し続けるぞ〜と誓う一日となりました。





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